凝結剤・高分子凝集剤

ラインナップ作用機構最適添加量

  • 凝結剤・高分子凝集剤ラインナップ

    品名 外観 イオン性 用途
    ニューロックDRシリーズ 液体 低分子カチオンポリマー 凝結剤
    ニューロックFAシリーズ 粉体/液体 アニオンポリマー 無機物質の分離除去
    ニューロックFCシリーズ 粉体/液体 カチオンポリマー 有機性浮遊物の分離除去
  • 凝結剤・高分子凝集剤の作用機構

    排水中に含まれる物質やその分散状態は生産現場毎に多種多様です。
    特に微小な分散体として浮遊している微粒子や微細繊維を微細な状態のまま、沈降や脱水で分離除去することは困難です。 これらの微粒子あるいは微細繊維同士を結着させ、より大きいフロックを形成させることによって効率的な分離除去が可能となります。
     この微細物からフロックを形成させるまでは下記の二つの過程に分けて考えることができます。


    過程①:粒子の表面電荷中和による一次フロック形成 → 凝結剤
    過程②:粒子(1次フロック)間の架橋による二次フロック形成 → 凝集剤


    それぞれの過程についてのイメージ図を下記に記載しています。

    過程①:粒子の表面電荷中和による一次フロック形成

    [凝結剤未添加]
    粒子表面が負電荷で、粒子同士が反撥するため、分散性が高い状態となっています。

    凝結剤未添加

    [凝結剤添加後]
    正電荷を有する凝結剤が、負電荷を持つ粒子表面に作用し、粒子間の反撥が抑制されます。

    凝結剤添加後

    *硫酸バンド(硫酸アルミニウム)・PAC(ポリ塩化アルミニウム)・硫酸鉄に代表される二価以上の金属イオン塩やPolyDADMAC(ポリダドマック)等の低分子カチオンポリマーが凝結剤として使用されます。 弊社でもニューロックDRシリーズとして有機凝結剤を取り扱っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

    過程②:粒子(1次フロック)間の架橋による2次フロック形成

    高分子量ポリマーが複数の粒子と相互作用することで、より大きなフロックが形成されます。この状態になると沈降や脱水により効率的な固液分離が可能となります。

    フロックの形成

    *金属塩・セメント等の無機物質を分離除去したい場合には、アニオンタイプの高分子凝集剤がよく使用されます。
    弊社でもニューロックFAシリーズとして豊富なラインナップを取り揃えておりますのでご気軽にお問い合わせください。

    *繊維状物質や有機性浮遊物を分離除去したい場合には、カチオンタイプの高分子凝集剤がよく使用されます。
    弊社でもニューロックFCシリーズとして豊富なラインナップを取り揃えておりますのでご気軽にお問合せください。

  • 凝集剤の最適添加量

    高分子凝集剤による凝集は、電荷の中和と浮遊粒子の架橋効果によるため、効率的なフロック形成には最適添加量の見極めが必要となります。
    添加量不足の場合には、粒子間に十分な架橋効果が働かずフロック形成が進みません。
    一方、添加量過剰の場合には、浮遊粒子の表面電荷の中和を超えて粒子表面が逆電荷に帯電しフロック形成が進まなくなります。 また、液に溶解した状態の凝集剤が多く残れば液全体が増粘してしまい、反対電荷の高分子凝集剤の追添加が必要となってしまうことがあります。

    *弊社ではジャーテスト試験が可能です。凝集対象液を送付していただければ、最適添加量の検討や別の凝集剤との効果比較が可能です。ご要望の際はご気軽にお問い合わせください。

  • ページのトップへもどる