日新化学研究所のホームページをみて、界面活性剤を主とした製品や開発方針に興味を持ちました。また、就職の際に求めていた化学性の傾向がマッチしたことも当社を志望した理由の一つです。
製紙工場を主として、生じる泡トラブルに対処する薬剤(消泡剤)の研究開発を行っています。また、当社の消泡剤には50を超える商品が揃っており、その中から、お客様の工場などで発生した泡トラブルに有効な消泡剤の選定を行うことも業務の一つです。
界面活性剤の作用・用途ごとに様々な研究テーマが掲げられております。当社の研究部では、一つの薬剤に留まることなく、複数の薬剤に対して研究テーマを持つことができます。やろうと思えばいくらでも研究ができるところにやりがいを感じます。
現在取り組んでいる新規な研究テーマに関して、製品化にまでつなげることです。大学のときとは専門分野が異なる為、実験結果に対する考察に困窮することも多々あります。そのため、地道な努力になろうとも、一つ一つ成し遂げられるようにしたいと思っています。
当初、私は大学の専門分野が異なることに不安を感じて入社しました。しかし、入社1年目に新入社員に対する教育プログラムを組んでもらい。界面活性剤の特性・用途など、化学的知見から講義形式の形で半年間教えてもらうことが出来ました。先輩方の指導も丁寧で、後の成長は自身の努力次第といえます。みんなで力を合わせて、会社を発展させていきましょう!