先輩社員インタビュー

Staff Interview

製造職 / K.T.さん

 もともと化学製品の製造の仕事に興味がありました。
 工場での製造方法や設備の仕組みを学びながら、実際に自分も製品を作ってみたいと思い、入社しました。

 研究部・開発部が開発した製品を、お客様からの依頼に合わせて製造しています。
 製品の原料は粉状のものもあれば液状のものもあり、液状の原料はポンプを使って釜に投入します。私が製造を担当している薬剤は、一度に少なくとも4トン、多い時には20トンもの量を製造します。 製造した製品は量や性質に合わせてコンテナ・ドラム・一斗缶に充填し、納期までにお客様のもとへ届けています。

 予定通りに製造をおこなうことができたときです。
 製品の製造スケジュールは、機械設備の状況や他の製造の都合などをもとに調整する必要があります。最近は空き時間に別の作業をして時間を有効活用しており、余裕をもって後の作業ができるようになったので、予定通りに製造をおこなえることが多くなりました。
 また、状態のよい製品を製造できたときもやりがいを感じます。製品にはpHや粘度などが検査規格として定められており、規格に合った製品だけがお客様のもとに届けられます。私が製造を担当している薬剤は規格項目のひとつに濃度があるので、濃度が規格から外れてしまった場合は濃度調整をおこなう必要があり、作業工程が増えてしまいます。自分で製造した製品が一度で検査規格をクリアでき、スムーズに製造を終えることができると嬉しいです。

 現在は、製紙工場で使用される離型剤の製造を担当しており、原料の準備から仕込み、製造までを1人でおこなっています。今後は離型剤以外の製品や、原料の製造を1人でできるようになっていきたいです。
 また、機械のメンテナンスといった設備点検もできるようになりたいと思います。

 最初はわからないことが多いと思いますが、多くの先輩方が丁寧に教えてくれるので、気軽に質問することができます。同世代の人たちも多いので、みんなで協力しながら仕事をすることもできます。実際に仕事をしてみて、自分が得意なことを見つけてもらえたらと思います。
 ぜひ、一緒に日新化学で頑張りましょう。

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