離解促進剤(Defiberization Agent)
製品分類 | 主成分 | 性状 | 使用実績 |
シントールYSシリーズ | ノニオン性界面活性剤、無機塩 | 酸性液体 | ティッシュ、ペーパータオル、耐水紙、白板紙 |
シントールTBシリーズ | ノニオン性界面活性剤、無機塩 | アルカリ性液体 | キャスト紙 |
シントールPCシリーズ | 無機塩 | 粉体 | ペーパータオル |
酸化剤 | |||
シントールMXシリーズ | 酵素 | 中性液体 | ティッシュ、ペーパータオル |
*上記以外にも、使用条件やご要望に合わせて最適製品を試作いたします。
離解促進剤とは?
紙の離解工程で紙繊維を効率的に解きほぐし、処理や再利用を促進する役割を果たす薬剤のこと。
弊社では難離解紙の種類や環境への配慮、安全性などお客様のお悩みに応じた離解促進剤の提案を行います。
離解促進剤の種類
酸化剤・・・紙力剤の結合を断ち切って離解を促進します。
界面活性剤・・・水を浸透させたり、泡を消すことで紙に伝わる機械力を向上させます。
酵素製剤・・・酵素の力で紙表面を改質して離解を促進させます。
利用例:酵素離解促進剤シントールMX-2による離解促進効果
離解方法 :ラボ用パルパー(50℃、60min)
難離解紙 :ティシュペーパー損紙
観察方法 :スクリーンを通過しなかった未離解物を目視にて観察